猛暑の作業効率を劇的に改善!空調服で涼しく快適に働く方法
最近、建設現場や屋外で働く方々が、ファンが付いたベストを着用されているのを目にする機会が増えました。正直なところ、最初は「なぜこんな暑い日に、あえてベストを着ているのだろう?」と不思議に思っていました。
まるで某キャラクターのように大きく膨らんでいる姿を見て、さらに疑問が深まりましたが、近くで拝見すると、ベストの両脇に小さな扇風機のようなものが付いていて、勢いよく回っているのが見えました。
自宅に帰って調べてみると、それが「空調服(くうちょうふく)」や「ファン付きウェア」と呼ばれるものだと分かりました。
なるほど、これは涼しいはずだと納得しました。服の中に風を送り込み、汗を気化させることで涼しさを生み出す仕組みだったのです。
また、以前にリチウムバッテリーが発火したというニュースを見ていたため、「直接体に身につけるもので、危なくないのだろうか?」という不安も抱きました。
調べてみると、ファン付きウェアに使われるバッテリーは、スマートフォンなどにも使用されているリチウムイオンバッテリーですが、多くのメーカーが安全性を確保するために様々な対策を講じていることが分かりました。
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PSEマークの表示: 日本の法律(電気用品安全法)で定められた基準をクリアした製品には「PSEマーク」が表示されています。これは、安全性が確認された製品であることを示しています。
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保護回路の搭載: バッテリーには、過充電や過放電、ショートなどを自動で防ぐための「保護回路」が内蔵されています。
安全に使うためには、以下の点に注意することが大切です。
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PSEマークを確認する: 購入時には、必ずPSEマークが付いている製品を選ぶ
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純正品や推奨品を使用する: バッテリーや充電器は、必ず製品に付属しているものか、メーカーが推奨しているものを使用してください。
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異常がないか確認する: バッテリーが膨張している、変形している、異常に熱いなどの異常が見られる場合は、使用を中止してください。
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適切な場所で保管する: 直射日光の当たる場所や高温になる場所に放置せず、涼しい場所で保管しましょう。
最近は建設現場に外国籍の作業員の方も増えてきたので、日本語での注意喚起だけで大丈夫かなと老婆心ながら思いました。
お盆を過ぎてもまだまだ厳しい残暑が続きます。熱中症にはどうぞお気をつけください。